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2014年7月 1日 (火)

マイクロトマトを育てたい!

ずいぶんと長い間ご無沙汰していましたが、よ~やく再開します。


さて、マイクロトマトというトマトがあります。

今でもまだ、コンスタントに手に入れるには百貨店に行かないとダメかな?と言う印象です。

こんなトマト。

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     「マイクロ」の名の通りの極小トマト


直径は1cm弱、重さ1.5g 程度。

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     トマト6個で8.7g


教室で作った料理でも、その可愛さから大活躍。

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ミニトマトほど主張しない!

ありがちな所為もあるのですが、たった1粒でも存在感のありすぎるミニトマトに比べると
見た目通りの存在の小ささを、数でカバーするような使い方が出来ますし
また味も、しっかりとすっぱくて甘く、ちゃんとしたトマトなんです。

そんなマイクロトマトを育てて、「常時利用できるようになりたい」と思い立ったのが
去年の7月。

そこから、現在までの記録です。

まず、育てるためには、種や苗を手に入れなければなりません!

ですが、ありがたいことにマイクロトマトは固定品種。実から取り出した種を蒔いても同じ実が成るわけです。
で、種を取り出すのですが…種を充実させておいた方が、きっといい苗が育つでしょう。

そこで 「トマトの種の取り出し方」

実の中で大きな種に育てておきます。
食べて美味しい状態では、種は小さすぎます。食べた時に種の食感が気になるくらいで
ないと

指で皮を押すとシワが寄るようになるまで放置します。

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     果肉が柔らかくなっていて美味しそうじゃない!


この追熟でふっくらとした大きな種に育ちます。

次にトマトを切って、ゼリー状の部分ごと種を取り出します。
このゼリー部分には、発芽を抑制する物質が含まれていて、きれいに取り除かないと発芽しにくくなってしまいます。

すでにサラサラとしていて、水でサッと洗い流せるような状態であれば、そのままで構いませんが、種にゼリー部分が絡み付いているようなら、ビニール等に入れサラッとした状態になるまで再び放置。

こちらが、そんな状態まで放置したもの。

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     追熟のおかげで、種がふっくらと丸い


以上2点はマイクロトマトの写真ではありません。中玉トマトのフルティカかな?

水で洗って水気を切り、乾かしたものがこちら。マイクロトマトです。

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     やはり種も小さい


他品種と種の大きさを比べてみました。

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     左:グレイトホワイト  右:マイクロトマト


種が手に入ったので、次は発芽試験。
4粒蒔いて全て発芽。なんとなくもったいなくて少しだけ成長させました。

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     そしてやっぱり芽も小さい


ここまでが、去年の7月から9月の末までの話です。

そうしてようやく今年の3月末に種を蒔き、自作の水耕容器に定植したのが
05/02。

1番花の開花が05/15。

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     当然、花も小さい。


大きな実を収穫したいなら1本立てで育てるのですが「実は小さく、数は多く」という事で2本立てで育てています。05/27の様子がこちら。

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     この頃は苗も小さく扱いやすかった…


あっと言う間に育ちに育ち、本日07/01現在の様子がこちら。

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     すでに1m越え!

どうせなら房取りしたいので、もう少しだけ粘ります。

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     収穫間近!

第1枝に11段、第2枝には8段。

1年前の思い付きがようやく形となって来ました。
ただ1本だけの苗ですが、常時利用も夢じゃないかも

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